【おすすめ名盤 12】Queen『Jewels』
Queen『Jewels』(2004年)
【収録曲】
1. I Was Born To Love You
4. Don't Stop Me Now
5. Too Much Love Will Kill You
6. Let Me Live
7. You're My Best Friend
8. Under Pressure
9. Radio Ga Ga
10. Somebody To Love
11. Killer Queen
12. Another One Bites The Dust
13. Crazy Little Thing Called Love
14. Flash
15. The Show Must Go On
今回は、クイーンのベストアルバムを紹介。
この『Jewels』は日本独自企画盤として2004年に発売され、人気ドラマでの起用(木村拓哉さん主演の月9『プライド』)やCMの影響もあり国内で累計170万枚を売り上げ、洋楽アルバムとしては異例の大ヒットとなりました。クイーンの数あるベストアルバムの中では、多少の偏りはあるものの、クイーンの全キャリアの中から満遍なくヒット曲が選曲されており、入門編としてもおすすめです。
※2004年流通盤はコピーコントロールCD(CCCD)のため要注意。音質も明らかに劣化しているし、場合によってはパソコンやプレーヤーが壊れます。
僕が初めて手に入れた洋楽アルバムが『Jewels』だ。
小学校6年の終わり頃にギターを紹介してくれて、ずっと一緒に練習していた友人がいた。その友人の父は大の音楽ファンであり、友人が父から得た情報を教えてもらうことが僕の音楽の情報源だった。Led Zeppelinの『Led Zeppelin IV』やNirvanaの『Nevermind』もそのルートで仕入れた。中学3年の時、友人から「父さんから教えてもらってんけど、クイーンってバンドかっこいいいで」と言われ、この信頼のルートからの情報を見逃すわけにはいかなかった。
家に帰り、すぐに自分の父に「クイーンって知ってる?」と聴くと、懐かしい古いアルバムを久しぶりに開いたかのように、嬉しそうにクイーンの思い出を語り出した。気がつけば父は「Killer Queen」を口ずさむようにもなっていた。ちょうどいいタイミングでクイーンリバイバルが始まり出し、このアルバムの発売を知ったので、「これ欲しい」と父にねだった。父自身も聴きたいのもあり、条件付きで買ってもらった。(大特価限定5台のCDウォークマンを電気屋の開店前から並んで、代わりに買ってくることがミッション)
それからは買ってもらったCDを夢中で聴いた。ここまで洋楽アーティストに夢中になるのは初めてだった。恥ずかしい話だが、カラオケで例のポーズを真似して「We Are The Champions」を歌うようなこともあった。中学3年生に免じて許して欲しい。
ふと思い出したが、高校1年の頃クラス内でたまにある自由なプレゼン発表会で、「音楽はアーティストの歴史や背景を知ることでより理解が深まる」というテーマを、クイーンを題材にして発表した。おそらくフレディー・マーキュリーの病気のことやバンド内での対立の話を絡めて語ったのだと思う。
今とやっていることが何も変わっていない…
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
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