スパスパ弧唄の音楽小旅行

〜日々を彩る音楽名盤紹介ブログ〜

【おすすめ名盤 15】エレファントカシマシ『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』

f:id:supasupa-kouta:20200519073459j:image

 

エレファントカシマシ『THE ELEPHANT KASHIMASHI II』(1988年)

【収録曲】

1. 優しい川

2. おはよう こんにちは(3rdシングル)

3. 金でもないかと

4. 土手

5. 太陽ギラギラ

6. サラリ サラ サラリ

7. ゲンカクGet Up Baby

8. ああ流浪の民

9. 自宅にて

10. 待つ男

 

 

今回はエレファントカシマシの2枚目のアルバムを紹介。

 

iPhoneに取り込んだ音楽全てをシャッフルで聴くと、今まで聴かずにいた思わぬ曲に出会うことがある。

三重に住む友人の街へ遊びに行った時、この日は珍しく雪が降り積もっていたが、車で県内の色々な所を案内してしてもらった。移動中、特に聴きたい曲もなかったため何となくシャッフルで再生した。何曲か再生されたのちに「優しい川」が流れてきた。始まった時は、何げない会話をしながらボケッと聴いていたが、途中から何か様子がおかしい。エレカシ宮本さんが半分メロディになってない歌を淡々と叫んでいるのだ。正直笑うしかなかった。これまでエモーショナルにシャウトして心に訴えかける曲はいくつも聴いたが、シャウトというよりは、大きな声で唸ってるというか… 魂や感情を込めて叫んでるというよりは、心の声を調味料で味付けもせず、そのままバンドサウンドに乗っけましたという感じ。結局この日は友人とこのアルバムを車の中で3周聴いた。吹き荒れる雪の中、宮本さんの声も荒れ狂っていた。

 

ここまで他者の目を一切気にせず、嘘のない自分を出し切っている作品は他にあるだろうか。

どんな応援歌よりも、ある意味説得力があるのかもしれない。


 

参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

スパスパ弧唄

 

 

参考リンク

Spotify

open.spotify.com

 

iTunes

 
Amazon

エレファント カシマシ II

エレファント カシマシ II