スパスパ弧唄の音楽小旅行

〜日々を彩る音楽名盤紹介ブログ〜

【おすすめ名盤 37】山崎まさよし『STEREO 2』

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山崎まさよし『STEREO 2』(1997年)

【収録曲】

1. Good morning

2. あじさい

3. ピアノ

4. 長男

5. ピンボール

6. 星に願いを

7. 振り向かない (prototype'94)

 

 

今回は山崎まさよしさんのステレオシリーズ第2弾を紹介。

「ステレオ」シリーズとは、プライベート・アルバムということで、作詞・作曲・アレンジ・歌・演奏の全てをまさよしさん1人で行った作品のこと。そう聞くと、企画モノっぽいし、地味そうに思われそうですが、自身の好きなようにやりつつも歌メロがキャッチーなので、全曲とても聴きやすいです。4曲目の「長男」なんてロバート・ジョンソンを沸騰させるバリバリブルースですが、難なく日本のポップスとして消化してしまっている、これぞまさよしマジック。

 

 

もう時期梅雨ですね。もう梅雨入りしてる?雨は降っていないしまだか。梅雨入りの明確な基準ってないようですが。

ここで梅雨のメリットだけを考えてみる。

 

琵琶湖に水がたまる、雨具が売れる、マイナスイオンが出る、晴れのありがたみを一層感じる、室内でやりたいことができる、梅雨の季節に美しく咲く花がある、苦手な体育の授業が中止になる、相合傘ができる、雨が涙をうまく隠してくれる、断る理由を雨のせいにできる、……

 

あまり多くは思いつかないが、嫌な事ばかりではなさそう。

 

梅雨の時期に咲く紫陽花(あじさい)にまつわる俳句が、松尾芭蕉正岡子規などにより多く残されている。

 

『紫陽花や 昨日の誠 今日の嘘』 正岡子規

 

紫陽花が薄紫から濃い紫色へ少しずつ変化する様を、「人間の心も花の色のように移ろいやすいもの」という気持ちを込めて読まれた句。

 

花にあまり詳しい訳ではないけれど、この記事を書いていると、実際に紫陽花を見て梅雨を感じてみたくなった。

人の心は移ろいやすい。

 

アルバム2曲目の「あじさい」

↓↓↓


アジサイ 98OKST

 

 

参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

スパスパ弧唄

 

 

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STEREO2

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