【おすすめ名盤 53】The Beatles『A Hard Day's Night』
The Beatles『A Hard Day's Night』(1964年)
【収録曲】
1. A Hard Day's Night
2. I Should Have Known Better
3. If I Fell
4. I'm Happy Just To Dance With You
5. And I Love Her
6. Tell Me Why
7. Can't Buy Me Love
8. Any Time At All
9. I'll Cry Instead
10. Things We Said Today
11. When I Get Home
12. You Can't Do That
13. I'll Be Back
今回はビートルズの3作目のオリジナルアルバムを紹介。
『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ! 』という稀に見る謎っぷりの邦題が付けられており、ビートルズ4人が出演する同名の映画のサウンドトラックでもあります。また、ビートルズにとって全曲オリジナル曲で構成された初のアルバム。
1曲目「A Hard Day's Night」のイントロのコードは数多くの議論が巻き起こっており、数学者が解析論文を発表するほど。たった一つのコードなのに夢があっていいですね。僕はGsus4/Dというコードを意識しますが、結局謎は解けたのでしょうか?
The Beatles - A Hard Day's Night
ここからは、「僕もタイムマシンに、乗ってきた」話。
僕のブログに読者登録してくださっている、のんちさん (id:nonchi1010) が、『タイムマシンに、乗ってきたよ。』というタイトルで、先日ブログを投稿されていた。期間限定で公開されていた映画『A Hard Day's Night』に行ってきた内容で、その文章があまりに喜びと興奮に満ち溢れており、心から楽しまれてきたことがひしひしと伝わってきた。この記事を読んで、いてもたってもいられなくなり、映画の情報をネットで調べると残り数日限りだったので、すぐに席を確保し、行ってきた。いざ、僕もタイムマシンへ。
ビートルズ4人の当時のキャラクターやファンの熱狂具合がよくわかる映画だった。
初期のビートルズは4人とも悪ガキ。マネージャーのいうこともろくに聞かないし、女の子が通ればすぐにちょっかいをかける。ジョンは悪ガキの大将、ポールは我が道を行き、ジョージは余裕ぶりながらも頑張ってついて行く弟、リンゴはいじられキャラだけど実は根に持つタイプ、といったところでしょうか。後のそれぞれの人生の変化を考えると、憎たらしいながらも4人とも元気で仲が良さそうで、なぜか泣きそうになってくる。
「If I Fell」の演奏シーンでは、4人の自然な笑顔にグッと引き込まれてしまう。特にリンゴ。音楽の本来あるべき姿って、こういうことなんじゃないかと思うくらい。
ビートルズをリアルタイムで追っていたら、自分はどんな熱狂の仕方をしていただろう?アイドルを応援するように、全力で走って追いかけていたかもしれない。そんなことを妄想しながら、映画館というタイムマシンで当時の空気と熱狂を体感した。
のんちさんは以前、僕のブログを記事で紹介してくださった。
「音楽小旅行」などと表現してくださり、恐れ多くも、内心ものすごく嬉しく思いました。
のんちさんは僕がブログを始めて間もない頃からコメントを下さったりと、ずっと励みになっていました。
この記事は自分のポケットに大切にしまっておきます。
本当にありがとうございました。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク
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