【おすすめ名盤 56】スピッツ『ハチミツ』
スピッツ『ハチミツ』(1995年)
【収録曲】
1. ハチミツ
2. 涙がキラリ☆
3. 歩き出せ、クローバー
4. ルナルナ
5. 愛のことば
6. トンガリ'95
7. あじさい通り
8. ロビンソン
9. Y
10. グラスホッパー
11. 君と暮らせたら
今回はスピッツの6作目のアルバムを紹介。
オリジナルアルバムとしては自身最大のヒット作。アルバム全体を通じて、シンプルなバンドサウンドの曲で構成されており、爽やかで明るい曲が多いです。これぞ万人に愛されているだろうアルバム。どんなに複雑で難解なアルバムに夢中になっても、結局ここに帰ってきてしまうような。親がこのCDをリアルタイムで買ってよく流していたため、個人的にも少年時代の記憶がぼんやりと蘇る。「ロビンソン」のイントロは、あの独特の浮遊感が印象的過ぎて、子どもの自分が聴くには刺激が強く悲しかった。悲しいというか、なんだか怖かった。
ここからは、「ランニング中は何を聴く?」をテーマに。
ランニングしながらいつも聴くのが、「英語の構文集」か「ジャズギターフレーズ集」か「ラジオ」。
英語の構文集やジャズギターフレーズ集は、走る時間を有効活用しようということで始めたけれど、ずっと続けているがまるで効果がない。ただ、勉強する意欲に多少は繋がるのと、集中して聴くと自然と走る疲れを忘れるので、一石二鳥でお得。
ラジオは普段聴くタイミングが限られるので、思わぬ発見を求めてランニング中に聴く。話の内容も割と関心しながら聴くのですが、不意打ちで流れてくる音楽にビビッときてしまうことが多い。
以前ランニング中、ラジオから突然「ロビンソン」が流れてきたことがあった。大抵は川沿いで夕暮れ時の、空の変化が著しいタイミングで走るのですが、紫・ピンク・オレンジのレイヤーが壮大で美しい空(こういう空の次の日は大体天気が悪い)を眺めながら、この曲のイントロが流れてきた時は、走りながら鳥肌が立った。こんなにお馴染みの曲でも、シチュエーションによってまるで違って聴こえてくる。曲の流れる4分半くらい、今自分が走っていることさえ忘れて、宇宙の風に乗っているようだった。
そんなこんな工夫しながら、ランニングの辛さを紛らわしています。
昨日も走りましたが、ジメジメたこの時期が正直一番ツラい…
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク