【おすすめ名盤 90】AC/DC『Back In Black』
AC/DC『Back In Black』(1980年)
【収録曲】
1. Hells Bells
2. Shoot To Thrill
3. What Do You Do For Money Honey
4. Givin The Dog A Bone
5. Let Me Put My Love Into You
6. Back In Black
7. You Shook Me All Night Long
8. Have A Drink On Me
9. Shake A Leg
10. Rock And Roll Ain't Noise Pollution
今回はAC/DCの6作目のアルバムを紹介。
本作は全世界で5,000万枚以上売り上げ、マイケル・ジャクソンの『Thriller』、イーグルスの『Their Greatest Hits 1971-1975』に次ぐ、世界で3番目に売れたアルバム。にも関わらず、僕が高校生の頃はAC/DCの音楽を聴きたくても中々聴けませんでした。国内盤CDはすでに廃盤で、BOOKOFFやTSUTAYAも探し回ったけど全然見つけられなかった。『The Razors Edge』を友人が中古屋で見つけてきたので辛うじて聴けただけ。当時はYouTubeもまだそこまで根付いていなかったので、僕にとってAC/DCは得体の知れない謎のバンドでした。2007年にようやく国内盤CDが再発されて、有名な『Highway To The Hell』や『Back In Black』をやっとの思いで手に入れました。
タイトル曲である「Back In Black」を筆頭に、タイトなドラムにナチュラルで芯の通ったギターが重なった、骨太ハードロックが心地いいです。といっても、他のどのアルバムを聴いても大体はこんな感じです。それがいい。
AC/DC - Back In Black (Official Video)
「マンネリの美」
AC/DCのように自分達の王道を何十年も貫くことって、そうそうできることではないと思う。
このブログも気がつけば90枚目の紹介になりますが、毎日書いているとずっと同じテンションで書ける訳でもなく、最初は新鮮で楽しくても、自分のパターンが決まってきて、それが繰り返されてくると当然のようにだんだん飽きてくる。「また同じようなことを書いてる」とうんざりすることも多々ある。まさに「マンネリ」。多分ここでマンネリを打破するため、やり方を変えてみたり、全く新しい別のことに挑戦したり、やめてしまったりすることがごく自然な流れなのだろう。そもそも「マンネリ」って言葉自体、一般的に否定的な意味合いが強いように思う。
ただそのまま続けているとそんな気持ちさえも薄れてきた。まあパターンは一緒でも内容は違いますし…。今ではどこまでこのパターンで自分が続けられて、その先で起こるかもしれない何かに対して好奇心を持って、あまり細かいことを気にせず書いているつもりです。いい意味で吹っ切れたといいますか。来週になったらまた違う悩みが生まれるかも知れませんが…。そんな思考の変化も楽しみながら。
AC/DCもそんな感じで続けてきたのでしょうか?(もちろん僕のブログなんかとはまるで次元が違いますが…)辿り着いたこの味で生きて行くと覚悟を決めた、ラーメン屋みたいなものなのでしょうか?
決して流行に振り回されず、自分の信じた「マンネリ」を貫き通す、
それも1つの生き方なんだとAC/DCを聴くたびに教えられます。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク