【おすすめ名盤 105】Aerosmith『Aerosmith's Greatest Hits』
Aerosmith『Aerosmith's Greatest Hits』(1980年)
【収録曲】
1. Dream On
2. Same Old Song And Dance
3. Sweet Emotion
4. Walk This Way
5. Last Child
6. Back In The Saddle
7. Draw The Line
8. Kings And Queens
9. Come Together
10. Remember (Walkin' In The Sand)
11. Mama Kin
12. Lightning Strikes
13. Chip Away The Stone
14. Sweet Emotion
15. One Way Street
16. Big Ten Inch Record
17. Seasons Of Wither
今回はアメリカのハード・ロック・バンド、エアロスミスのベスト・アルバムを紹介。
1973年デビュー以来、ドラッグ問題や不仲など紆余曲折ありながらも、現在ではデビュー時のオリジナル・メンバーで活動している長寿バンド。本作は70年代のエアロスミスの初期にあたるヒット曲がまとめられたもの。
1曲目「Dream On」は、デビュー・アルバム『Aerosmith(邦題: 野獣生誕)』からシングル・カットされ、じわじわと注目を浴びた最初のヒット曲。4曲目「Walk This Way」は、以前ソフトバンクのCMでも起用されたファンキーなロックで、イントロのギターリフが特に有名。9曲目「Come Together」はビートルズのカバーで原曲に忠実かつよりハードに演奏されています。
Aerosmith - Walk This Way (Official Audio)
「ひとつずつ現実に」
雑誌で読んだ話。
2002年FIFAワールドカップのオフィシャルコンサートで、エアロスミスとB'zが初めてライブで共演。アンコール曲終了後、B'zの稲葉さんがエアロスミスのボーカリスト、スティーブン・タイラーと肩を組みながらバックステージに戻る際、思わず「夢みたいだ」と言ったら、スティーブン・タイラーが、
「コウシ、この世界は全部夢なんだよ。それを俺たちは毎日、ひとつずつ叶えて現実にしていくのさ」
と言ったそうです。それを受け稲葉さんは「マジすか、先輩!」と。
以前紹介した、【おすすめ名盤 51】B'z『NEW LOVE』収録、「Rain & Dream」の歌詞はこのエピソードを元に書かれました。
すごく希望に溢れた言葉だと思います。壮大な華のある夢を持とうとしがちだけど、まだ訪れていない未来全てが夢であって、それをひとつひとつ現実として形にしていく。そう思えば遠い未来ばかりに囚われ過ぎず、今を必死に駆け抜けて行こうという気になれます。
自分が作り出した期待や不安という夢や幻に傷つくこともあるけど、そもそも全てが夢なのであれば、小さな決断をなしひとつずつ叶えていけば、何か変わっていけるはず。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク
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