【おすすめ名盤 117】George Harrison『Live In Japan』
George Harrison『Live In Japan』(1992年)
【収録曲】
[Disc 1]
1. I Want To Tell You
2. Old Brown Shoe
3. Taxman
4. Give Me Love (Give Me Peace On Earth)
5. If I Needed Someone
6. Something
7. What Is Life
8. Dark Horse
9. Piggies
10. Got My Mind Set On You
[Disc 2]
1. Cloud 9
2. Here Comes The Sun
3. My Sweet Lord
4. All Those Years Ago
5. Cheer Down
6. Devil's Radio
7. Isn't It A Pity
8. While My Guitar Gently Weeps
9. Roll Over Beethoven
今回はジョージ・ハリスンのライブ・アルバムを紹介。
本作は、1991年12月にエリック・クラプトンとのジョイントで行われた、日本公演のライブ録音を収録。
ビートルズ時代のジョージ自作曲からソロのヒット曲まで、惜しみなくセットリストに組み込まれ、嬉しい選曲です。(「Taxman」も「Something」も「While My Guitar Gently Weeps」も、もれなくやってます!)
90年代前半らしいリヴァーブ感とクリアな音の空間が、どこか一昔前の懐かしさを感じさせます。
「Give Me Love (Give Me Peace On Earth)」は、「Something」に匹敵するような美しいメロディと甘い音色のスライド・ギターが特徴の、ジョージのソロでの代表曲の1つ。下の映像には残念ながらエリック・クラプトンは参加していません…
George Harrison - Give Me Love (Give Me Peace On Earth) (Live)
「レノン=マッカートニーの “Something“⁉︎」
「一番好きなレノン=マッカートニーの楽曲は “Something“ だ」と、マイケル・ジャクソンがコメントしたのは有名な話。
ジョージがビートルズ時代に、“ビートルズ“ としての圧倒的名曲を作ったことを、なぜか自分の事のように嬉しく思ってしまいます。
個人的にも「Something」は、最も好きなビートルズの楽曲の1つです。
「Something」はこれまで、数々の名演やカヴァーが残されています。
『Live In Japan』での「Something」も、その数ある名演の中の1つ。
特に間奏のギターソロは圧巻。ジョージが原曲を元にしたフレーズをさらに粘っこく決めた後、エリック・クラプトンにバトンを繋ぎ、とてもドラマティックな泣きのアドリブ・ソロを聴かせてくれます。
George Harrison - Something (Live)
2002年ジョージ追悼コンサートで披露された「Something」では、ポールがジョージから生前譲り受けたというウクレレでの弾き語りアレンジがされています。この演奏は涙もの。僕はこれを練習するためだけに安いウクレレを買いました。
Paul McCartney, Eric Clapton - Something (Live)
「Somethig」は、カヴァーもビートルズの楽曲の中で「Yesterday」に次いで多いと言われています。
とても紹介しきれませんので、ぜひ自分のお気に入りの「Something」のバージョンをYouTubeなどで見つけてみて下さい。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク
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