【おすすめ名盤 133】RIP SLYME『グッジョブ!』
RIP SLYME『グッジョブ!』(2005年)
【収録曲】
1. STEPPER'S DELIGHT
2. 雑念エンターテインメント
3. One
4. FUNKASTIC
5. 楽園ベイベー
6. Tokyo Classic
7. BLUE BE-BOP
8. JOINT
9. HOTTER THAN JULY
10. Dandelion
11. GALAXY
12. 黄昏サラウンド
13. マタ逢ウ日マデ
14. UNDER THE SUN
15. MORE & MORE
今回は日本のHIP HOPグループ、RIP SLYMEの1枚目のベスト・アルバムを紹介。
本作はRIP SLYME5周年を記念したベスト・アルバムで、初期の名曲群が1枚に収められています。
僕はRIP SLYMEのど真ん中の世代。中学生の頃、部活仲間で行ったボーリング場のスコア画面に、ゲームとゲームの間で「楽園ベイベー」のPVが何度も流れていたことを思い出します。
4曲目「FUNKASTIC」は、ファンクのビートと日本語ラップが生み出すリズムが気持ち良くて、昔からお気に入りです。
12曲目「黄昏サラウンド」は、生まれ育った街を離れる目前にして聴くには反則…。
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「褒めるとは」
「えらいね!」「すごいね!」「グッジョブ!」。
「人間は褒められたい生き物。なので相手を褒めましょう。」と、コミュニケーションのハウツー本などでよく書かれている。
4ヶ月程前に友人の影響で、アドラー心理学をわかりやく書かれた『嫌われる勇気』を読んだ。そこには「褒める」についてこう書かれていた。
“ほめるという行為には「能力のある人が、能力のない人に下す評価」という側面が含まれています。“
“アドラー心理学ではあらゆる「縦の関係」を否定し、すべての対人関係を「横の関係」とすることを提唱しています。“
つまりアドラー心理学では「褒める」という行為を否定している。なるほどなと感心しつつも、これを読んで以来、自分が「褒める」という行為に関してどのようなスタンスをとればいいのか戸惑ってしまった。それから4ヶ月たった今でもはっきりとした答えが出ていない。
自分の経験としての「褒める」場面を思い出した。「褒める」時のおそらく半分くらいは、正直何かしらの利益を求めたり忖度で相手を褒めてきた。特に「嫌われない」ための手段として、悪気はなくとも褒めることを多用していた。
友人とも話したりしながら、とりあえず出た今の結論は「相手がしたことに対し、素直に感動したことを伝えたい時は褒めればいい」ということ。
そもそも「褒める」という行為がなければ、それ以外その感動をどうやって伝えればいいかわからないし、心にしまっておくのももどかしい。僕も素直に「よかった!」と言われるとやっぱり嬉しいですし、モチベーションや力にもなる。ただ見返りを求めたり、意味もなく無闇に「褒める」を利用しない。心から褒めたい時に褒める。
親子、兄弟、友人関係、上司部下、先輩後輩、教師生徒など、関係によっては「褒める」のスタンスは全然違うのでしょう。
「褒める」って意外に難しい…
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
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