【おすすめ名盤 98】真心ブラザーズ『B.A.D. (Bigger And Deffer)~MB's Single Collection』
真心ブラザーズ『B.A.D. (Bigger And Deffer)~MB's Single Collection』(1997年)
【収録曲】
1. 拝啓、ジョン・レノン
2. サマーヌード
3. JUMP
4. うみ (真心ブラザーズ・ヴァージョン)
5. スイート・フォーク・ミュージック
6. time goes on
7. 空にまいあがれ
8. 月面
9. サマームード (MB's REAL VERSION)
10. キモちE 〜Family Affair
11. ループスライダー
12. スピード
13. 素晴らしきこの世界 (Remix Version)
真心ブラザーズは、桜井秀俊さんと倉持陽一(YO-KING)さんの2人からなるバンド。本作は1995年に「THE 真心ブラザーズ」から改名してから初のベスト・アルバムになります。
2曲目の「サマーヌード」は、夏を全速力で駆け抜けたくなる名曲。本作では最初のシングル・バージョンを収録。のちに「ENDRESS SUMMER NUDE」というバージョン違いもリリース。こちらはブラスが大胆にアレンジされ、よりゴージャスでファンキーさが増しています。
2013年に山下智久さんが「SUMMER NUDE '13」と題してカバーしたバージョンも、歌に声がうまくマッチしていてとても好きです。(OKAMOTO'Sもアレンジに参加)
「サマーヌード」
お盆休み、新幹線のホームも観光地も閑散としているとニュースが伝えている。太陽の高いジリジリとしたこの季節、必ず聴きたくなる「サマーヌード」も今年は少し聴くタイミングに困っている。そもそも、梅雨が長かったせいか、まだ心と体が「サマーヌード」のようなテンションに追いついていないのも原因かもしれない。
その反面、当たり前が当たり前じゃない昨今、ほんの些細なことに敏感に夏を感じるようにもなった。
週末、河川敷で週に1度のランニングをしていると、雑草が自分の背くらいまで伸びきっていた。やっと到来した夏の日差しによる1週間分の成長を感じた。
向う岸で、親子が花火をしていた。今年は画面越しでしかなかなか見る機会がない花火。生の花火が放つ光は、より鮮やかに目に映った。風に乗って届いた火薬の匂いが懐かしくさえ感じた。花火を振り回す子どもたちも、普段の2倍は喜んでいるんじゃないかってくらいに嬉しそうだった。
上半身裸になってはしゃぎすぎるような夏はお預けだけど、今年は夏そのものを裸にしてみて、普段では感じられないような新鮮な夏を過ごしてみたい。
そもそもはしゃぎすぎた夏なんて、今まで自分にあったっけ⁉︎
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
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