【おすすめ名盤 36】THE BLUE HEARTS『LIVE ALL SOLD OUT』
THE BLUE HEARTS『LIVE ALL SOLD OUT』（1996年）
【収録曲】
1. 人にやさしく
2. ハンマー
3. リンダ リンダ
4. 世界のまん中
5. ロマンチック
6. 青空
7. ブルースをけとばせ
8. キスしてほしい
9. 終わらない歌
10. 手紙
11. 真夜中のテレホン
12. イメージ
13. 情熱の薔薇
14. 夢
15. 泣かないで恋人よ
16. 月の爆撃機
17. 1000のバイオリン
18. TRAIN-TRAIN
19. 未来は僕らの手の中
20. ブルーハーツのテーマ
今回はブルーハーツのライブアルバムを紹介。
ライブ盤あるある。中学生で初めてブルーハーツをレンタルで借りる時、このアルバムに有名な曲がたくさん入っているので、ライブ盤ということに気がつかずこれに決めて、家で聴いて「失敗した〜」と思った。ヒロトさんの歌い方、ライブになるとクセたっぷりになるし。でも、ブルーハーツを聴いていくにつれ、結局このライブ盤を選んで聴くことが多くなった。
ここからは「奉仕」について。
ブルーハーツを聴くようになったきっかけは、中学生の時に通っていた楽器教室。地域の青少年センターで、地元の大学生が月に1回2時間、ほぼボランティア（1人年間500円）で教えてくれた。ギターは誰かに教わりたくないという当時のこだわりから、僕はドラムを習った。そこでの最初課題曲が、6曲目の「青空」。よく考えたら、僕はこれまで４曲しか叩いたことがない。ブルーハーツの「青空」と「夢」、175Rの「空に唄えば」、NIRVANAの「Smells Like Teen Spirit」だけ。ドラムって家で叩くこともできないし、中学生でスタジオを借りるお金もない（スタジオの存在すら知らない）ので、月1回の限られた時間が楽しみで仕方がなかった。
今から思うと、ここで教えていた大学生の兄ちゃん、なぜこのような地域貢献をするようになったんだろう？短期ならなんとなくわからなくもないが、最低でも3年近くはやっていた訳ですよ。報酬は多少あったにしろ、大したバイト代にはなっていなかったはず。僕が大学生の頃なんて自分のことしか考えられなかったし、遊ぶ事とお金になる事しかやらなかった。「奉仕」する気持ちがなければ、なかなかできない事だと思う。そう考えると、中学生で貴重な体験をさせてもらえた事に、今更ながら感謝したい。「奉仕」する気持ちは、時間が経って伝わる事もあるんだなぁと。
今日はすごくいい天気でバッチリです（ちょっと雲があやしい…）。明日からは雨で当分見られなさそうなので、今日のうちに。「青空」。
中学生の頃は、この曲の歌詞の意味なんて考えてなかったなぁ。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク
