【おすすめ名盤 64】The Beatles『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』
The Beatles『Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band』(1967年)
【収録曲】
1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band
2. With A Little Help From My Friends
3. Lucy In The Sky With Diamonds
4. Getting Better
5. Fixing A Hole
6. She's Leaving Home
7. Being For The Benefit Of Mr. Kite!
8. Within You Without You
9. When I'm Sixty-Four
10. Lovely Rita
11. Good Morning Good Morning
12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise)
13. A Day In The Life
今回はビートルズの最高傑作として名高い、8作目のオリジナル・アルバムを紹介。
「全ロック史における金字塔!」、「 "ローリング・ストーン誌の選ぶオールタイム・ベスト・アルバム500" で堂々の1位!」など、このアルバムの話題や肩書きを挙げればキリがないです。とまぁ期待して聴いてみたものの、意外と拍子抜けした方も多いのではないでしょうか?お茶の間でよく流れる有名な曲が少ないし(ベスト・アルバム『1』に収録されている曲が1曲もない。)、ラストの「A Day In The Life」を除けば、他の有名なビートルズの曲と比べて、1曲1曲のインパクトが強いとは言えない。
『Sgt. Pepper's〜』は、絵本の『スイミー』のようなものでしょうか。小さな魚たちが集まって大きな魚のフリをして、危険な海を自由に泳ぐような。曲たちがアルバム1枚にまとまることで、決して折れない強靭な矢となって、後のロック史に多大なる影響を与えました。
最高傑作と言われる所以を自分なりに研究してみるのも、音楽を聴く楽しみの1つです。
The Beatles - A Day In The Life
ここからは、「私が64歳になった時」をテーマに自分の未来を想像してみる。
今日は七夕ということで、少し願いなんかも込めてみて。今の時代、64歳といえばバリバリ現役で、ポールが「When I'm Sixty-Four」で想像した当時の64歳像とは、多少ズレるかも知れないですが。
64歳は自分がこれまで生きてきた時間の、ちょうど倍を生きた先にある。まだまだ遠い未来のようで案外すぐにやって来そうな、絶妙な先の未来。
じっと妄想してみると、
「高級なオーディオセットで上質な音楽を聴きながら、窓からポカポカの陽が当たる、体にジャストフィットしたソファに座って、本でも読みながらコーヒーをすする」
なんて幸せな時間。
でも想像するだけであくびが出るし、体がなまってくる。本当にこれが僕の理想の64歳像なのだろうか。
今64歳に向け本当に想う願望は、
「興味のあることを追求し続け、それを発信し続けること」
たとえ立派なオーディオセットやソファが家になくとも、それだけはやっていて欲しい。欲をいえば今以上に。今はブログという形で音楽を紹介しているけど、その時次第で方法はなんだっていいと思う。どんなことに興味を持っていて、何をどんなふうに発信しているか想像するとワクワクする。
「64歳になっても僕を必要としてくれるかい?」とポールは堂々と歌う。
そんなことを胸を張って言えるように、結局は「人生の中の1日」を悔いなく重ねていくしかない。
When I'm Sixty Four (Remastered 2009)
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
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