【おすすめ名盤 75】The Eagles『Desperado』
The Eagles『Desperado』(1973年)
【収録曲】
1. Doolin-Dalton
2. Twenty-One
3. Out Of Control
4. Tequila Sunrise
5. Desperado
6. Certain Kind Of Fool
7. Doolin-Dalton (Instrumental)
8. Outlaw Man
9. Saturday Night
10. Bitter Creek
11. Doolin-Dalton/Desperado (Reprise)
今回は、イーグルスのセカンド・アルバムを紹介。
本作は西部開拓時代の “ならず者“ をテーマとしたコンセプト・アルバム。バンジョーを取り入れた初期のカントリー・ロックを軸に、次作以降中心となっていく洗練されたハードなロック色も垣間見れます。日本ではあまりセールス的にヒットしなかったようですが、カントリーの田舎臭さが当時ウケなかったのでしょうか。しかし、イーグルスの代表曲の1つで、うっとりするほど美しいバラードの5曲目「Desperado」は、日本でも多くカバーされ愛されて続けています。
ここからは「思い通り」をテーマに。
友人や後輩などに助言をして、自分が言った通りに行動してくれた場合に感じること。
いわゆる「自分の思い通り」にしてくれたことで、相手の「役に立てた」ことを素直に嬉しく思う。その反面、責任も感じてしまう。もしかしたら自分の助言のせいで、相手のさらに良い自発的な発想を潰してしまっている可能性だってある。もちろん自分の助言が全てではないので、「思い通りになった」なんて気安く思えない。そもそも自分自身ですら「思い通り」にコントロールできるわけではないのに。
ニュース等を見ていると、世の中には自分の「思い通り」に家族や同僚・部下、周りの人を「支配」することで自分の存在価値を高め、自分が主役になって欲求を満たしている人もいるよう。人の主体性や可能性を奪ってまで得られる「自分の存在価値」なら、僕は欲しいと思わないです。
"Oh, you're a hard one
I know that you got your reasons
These things that are pleasin' you
Can hurt you somehow"
(『Desperado』の一節)※誤訳が怖いので英語歌詞そのままで。
HD The Eagles "Desperado" Live Remastered LEGEND
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク