スパスパ弧唄の音楽小旅行

〜日々を彩る音楽名盤紹介ブログ〜

【おすすめ名盤 49】Pink Floyd『The Dark Side Of The Moon』

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Pink Floyd『The Dark Side Of The Moon』(1973年)

【収録曲】

1. Speak To Me

2. Breathe (In The Air)

3. On The Run

4. Time

5. The Great Gig In The Sky

6. Money

7. Us And Them

8. Any Colour You Like

9. Brain Damage

10. Eclipse

 

 

今回はプログレッシヴ・ロックの宝、ピンク・フロイドの『狂気』(邦題)。

このアルバム1枚だけで、全世界での売上枚数が5,000万枚とされている、言わずと知れた歴史的名盤。現在でも事あるごとにランクインし続け、ロングセラーのギネス記録を打ち立てています。コンセプトアルバムということで、曲が全て繋がっており、アルバム1枚を通して、まるで1つの映画のよう。以前紹介した、【おすすめ名盤 5】のRadiohead『KID A』で述べた感想のように、緊張や葛藤、混沌など、一言では表すことのできない『狂気』という世界がそこにあります。

 

 

昨日は「金環日食」で世間が盛り上がっていた。

「日食」というキーワードを聞いたら、ロックファンの方々はこの『狂気』を思い浮かべるのではないか。実際に2017年8月21日、アメリカで皆既日食が約100年ぶりに観測された日には、このアルバムは前日の売上の390%も上昇したらしい。考えることは皆一緒。逆に「考えることは皆一緒」にしてしまうこのアルバムの普遍性がすごい。でもそれ以上にすごいのが「日食」そのもの。昨日のように、2012年以来の「金環日食」が日本で観られるとなると、日本中がこぞって注目する。こういった宇宙の神秘的な現象って無数にあるだろう中で、こんなにも「金環日食」がフィーチャーされることって、当たり前なようで良く考えたらすごくないですか?それだけ「月」や「太陽」というものが、人にとって関心があるということなのだろうか。じゃあ、「月」や「太陽」そのものはもっとすごい?じゃあ、それを覆う「空」は?じゃあ、それに関心を持つ「人」自体は?じゃあ……

キリが無いし、どこにも行かないのでこの辺で。

ちなみに僕はおととい、金環日食が観られると聴いて、2012年に親が買ったガイド本と太陽観察グラスを引っ張り出し軽く準備していたが、当日すっかり忘れていた。自分の興味なんてそんなもんか。

 

 

また次回の日食のお供に、ピンク・フロイドの『狂気』はいかが?

 

 

参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 


スパスパ弧唄

 


参考リンク

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Amazon:

Dark Side of the Moon

Dark Side of the Moon

  • アーティスト:Pink Floyd
  • 発売日: 2011/09/26
  • メディア: CD
 

 

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関連ブログ:

supasupa-kouta.hatenablog.com