【おすすめ名盤 79】Larry Carlton『Larry Carlton』
Larry Carlton『Larry Carlton』(1978年)
【収録曲】
1. Room 335
2. Where Did You Come From
3. Nite Crawler
4. Point It Up
5. Rio Samba
6. I Apologize
7. Don't Give It Up
8. (It Was) Only Yesterday
今回は “Mr. 335“ ラリー・カールトンのリーダー・アルバムを紹介。
1曲目の「Room 335」や “Mr. 335“ という愛称は、ラリー・カールトンも愛用したギブソン(楽器メーカー)の名器ギター「ES-335」が由来。『Larry Carlton(邦題: 夜の彷徨)』ではその「ES-335」の力強くも甘い音色を堪能でき、フュージョン・ギターの名盤として愛され続けています。
母親との会話の中でラリー・カールトンの名前が出てくると、『サザンの「私はピアノ」の歌詞にラリー・カールトン出てくる!』と必ず言ってくる。何度このやりとりをしただろう。(笑)
下のライブ映像は、有り余った幸せをお裾分けしてくれそうなくらい、幸せいっぱいにギターを演奏しているのが伝わります。
ここからは、「僕の愛用ギター紹介」をテーマに。
このブログのアイコンにもなっている写真のギターは、3年半程前に購入した先程も紹介した「ES-335」というモデル。
色々なギターを次々に買えるようなお金も保管スペースもないため、どんな場面でも対応でき、自分の満足できる「この1本」と思えるギターを探し回った。ES-335は割と定番のギターで、他の人と差別化するという面では少し悩みましたが、ハードなロックからブルース、ジャズまで器用に対応できることや、先人たちが残してきた伝統的なES-335の音色にどうしても憧れがあったこと、あとは見た目と直感で決めた。そういえば「ギブソン」という冠がついているだけで中学生の頃から興奮していたのを思い出します。
このES-335は、ギブソンメンフィスファクトリーによる1963年モデルの2016年復刻版。ボディの色はナチュラルに分類されるものの、程よく黄味がかっており、角度のよって見え方が変わる美しい杢目が他と差別化できる特徴です。ブリッジはナイロン素材でより甘くカラッと枯れた音色が……
説明し出すとキリがないので、仕様に関してはまた気が向いたら紹介します。思い切って買ったものを大事に使っていると、それを通じて新しい人との繋がりや挑戦することも増えたので、結果的に買って良かったと思います。それにしてもこのギターの持つポテンシャルに、自分の演奏技術がいつまで立っても追いつかない…
このギターを買った頃は、「Room 335」をなりきって練習したなぁ。
参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
スパスパ弧唄
参考リンク