スパスパ弧唄の音楽小旅行

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【おすすめ名盤 109】José James『No Beginning No End』

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José James『No Beginning No End』(2013年)

【収録曲】

1. It's All Over Your Body

2. Sword + Gun (Feat. Hindi Zahra)

3. Trouble

4. Vanguard

5. Come To My Door

6. Heaven On The Ground (Feat. Emily King)

7. Do You Feel

8. Make It Right

9. Bird Of Space

10. No Beginning No End

11. Tomorrow

12. Come To My Door (Acoustic Version) (Feat. Emily King)



今回はジャズ・ヴォーカリスト、ホセ・ジェイムズの4作目のアルバムを紹介。

本作は名門ジャズレーベル、ブルーノートからの第1弾アルバムで、本人は真の意味でファースト・アルバムができたという力作。ジャズというよりも、ディアンジャロの影響を強く感じさせ、全体的にネオソウル色の濃い内容となっています。かといって、ディアンジャロほどサウンドがドロドロしておらず、ホセ・ジェイムズの持ち味である甘いスイーツのような歌声もあってかなり聴きやすいです。ネオソウルが聴きたいけど、ディアンジェロはディープ過ぎてちょっと苦手という方におすすめ。

椎名林檎さんとデュエットするなど日本との親交が深いことや、その甘いマスクと甘い声で日本人のファンも多い印象があります。

3曲目「Trouble」は、2013年1月の全国ラジオチャート洋楽1位を獲得した人気曲。

 


Trouble

 

「始まりでもなければ、終わりでもない」

私事ですが、来月末頃転職に伴い約30年生まれ育った街を離れることになった。

今後大きく変わるであろう生活に、今は実感がまるで湧いていない。現実と幻の狭間をあちこち彷徨っているような。期待が突っ走しろうとするけど、その後ろから不安がジワジワと追いかけてくるような不思議な気分。100%期待するよりは、電柱の陰からひっそり不安に覗かれているくらいの方が、慢心せずに済みちょうど良いのかもしれない。

 

そんなこんなで、新生活が始まるまでの時間が今後の自分を左右する大事な期間。ボケーっとしていても贅肉が増えるだけなので、その間準備できることはとことんやっていこうと思う。

今はまだよくわかっていないけど、30年以上いた街への感謝や重みは、離れてみて初めて気づいていくのかな。特にそういった日々の心境の変化はしっかりと追いかけていきたい。

 

ティーブン・R・コヴィー氏著『7つの習慣』の中で、T・S・エリオット氏の言葉を紹介していた。

 

「探究に終わりはない。すべての探究の最後は初めにいた場所に戻ることであり、その場所を初めて知ることである」

 

こんな言葉を聞くと、僕自身はまだ始まってもいなければ、終わってもいないのかもなんて思ってしまう。

 

 

参考になれば幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

 


スパスパ弧唄

 


参考リンク

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No Beginning No End

No Beginning No End

  • アーティスト:Jose James
  • 発売日: 2013/01/22
  • メディア: CD
 


iTunes:

No Beginning No End

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  • ホセ・ジェイムズ
  • R&B/ソウル
  • ¥1630

 
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